Disconoma（ディスコノマ）
ファニー・テルノとトマ・ヴォーティエは、2016年より「Disconoma（ディスコノマ）」名義で活動している。お互いの感性や、日仏の文化、媒体（インスタレーションからパフォーマンス、映像まで）の「中間」に定義づけることのできるもの、つまり彼らは共に、社会や環境を活性化するツールとしてのアートの可能性を探究している。そのため、ドキュメンタリー（写真と彫刻）やコラボレーション・イベントを制作し、空間ディスプレイの構築や、オルタナティブなアートスペースの活性化に取り組んでいる。彼らはまた、フランス（エクス・マルセイユ大学、アルル国立高等写真学校）と日本（日本政府の国費留学生として京都市立芸術大学に在籍）において、芸術研究の博士課程で言説実践を展開している。

JN. Mellor Club（JN.メロール・クラブ）
JN.メロール・クラブは、2019年にカリン・アラビアンとフランク・ブレーによって結成されたアーティストデュオ。彼らは共に型破りなオブジェを創作し、それらに使用の機会と移動の条件、独自の神話の可能性を与えようとしている。デザインやアート、日常のポエジーが交わるところで意図的に分類不能な作品を制作することによって、主要な高級メゾンでの仕事や、ギャラリー（パリ・A10 43、ミラノ・Oxilia Gallery、北京・George V centerなど）での展示を行う他、デザインフェア（ブリュッセル・Collectible、パンタン・Emergencesなど）にも参加している。