「ニュイ・ブランシュ」は2002年にパリで始まった、年に一度の現代アートの祭典です。このフェスティバルは、現代アート作品を美術館や専門のギャラリーだけにとどめることなく、様々な場所で、原則無料で一般の方々に楽しんでいただくことを目的としています。
今年、「ニュイ・ブランシュKYOTO」は、第14回目の開催を迎えます。古都京都で開催されるこの催しは、1958年に友情盟約を締結した姉妹都市である京都とパリの絆を、最も顕著に表すイベントでもあります。駅や、庭園、意外性のある会場から、美術館など、定番でありながらも素晴らしい会場まで、市内各所で実施されるニュイ・ブランシュKYOTO。それは、フランスと日本という二つの視点から、この文化都市特有の伝統産業と現代アーティストの活動を集結させる試みでもあります。
2018年の「五感」、2019年の「ダイアローグ」、2020年の「フロー(流れ)」、2021年の「HORIZON(オリゾン/展望)」、2022年の「遊び場(Aires de jeux)」、2023年の「パワー(PUISSANCES)」に続き、今年は「Transmission(継承)」をテーマに開催致します。
今回のニュイ・ブランシュKYOTOを実現するにあたり、ご協力いただきました全ての皆様に感謝申し上げます。