10/1-10/28（10:00-17:00）※日月休、10/1、10/15（10:00-16:00）は開館
10/20 18:30 トーク
京都の基盤となる岩盤の深さと地下水の量の関係が明らかにされた のは近年のこと。 ところが平安時代から京都に住む人々は地下を流れる豊富な水の存 在を知っていました。『Water Callingー京都の地下から聞こえる音』 は水に関するリサーチとデザインを行うイザベル・ダエロンのドロ ーイングをもとに京都の地下を流れる水を表現するコンセプトブックです。 2022年ダエロンは京都に滞在し、 キュレーターの永井佳子が事前に調べた京都の地下水の構造と土地 の風景、水と共生してきた人々の生活を調査。 各地での水にまつわるプロジェクトの経験を生かし、 京都の地下水が溜まる地形がどのようにできたのか、 人々はどんな技術や道具を使って生活をし、 今私たちは水とどう暮らしているのかを表す20点のドローイング を制作。水に関する共通の物語をつなぎ合わせた本となりました。 展覧会で主要な場面のプリントを展示、 レクチャーでは本の制作プロセスを詳らかにし、 その土地特有の自然環境で生きることを考えます。会期中10月18日から11月26日まで堀川五条の本屋hoka booksにて『Water Calling』とその関連書籍フェアを同時開催。
▶10/20 18:30
作家とキュレーター永井佳子によるトーク
「京都という土地で変わりゆく水と人間の関係を描き、本にするには？」
会場：関西日仏学館 稲畑ホール 詳細はこちら
イザベル・ダエロン : https://isabelledaeron.com/ 永井佳子 : https://materiaprima.site/